◆畳のリフォームは、大きく分けて3通りあります。

①裏返し・・今ある畳表の表裏をひっくり返します、新調もしくは表替えしてから約2年間以内であれば可能。（状態によっては不可の場合もあります）

②表替え・・畳表を新しい表に交換、一般的には約5年程度と言われています。

③新調・・畳床ごと新しく交換。今ある畳は廃棄。 その時の状態により、ご提案をします。 和室の寒さの原因は、畳床とその下の気密性が原因の可能性もあります。

◆畳床には種類があり、藁床・藁サンド床・ボード（木材チップ）・ケナフ　その他があります。

①藁床は、昔ながらの藁のみを圧縮して作られ製作されています 　昔より親しまれている落ち着く踏み心地の良い床です。 　但し、換気など怠るとカビの発生しやすい材料です。

②藁サンド床は、藁と藁の間にポリエチレンフォームを挟んだ床です。 　床どこよりも軽量化され断熱性もある床です

③ボード 木材チップを圧縮し固めた床です。藁床に比べ固い床となります ボードのみのⅠ型、ボードとポリエチレンフォーム組み合わせたⅡ型やⅢ型があります。

④ケナフ床 ケナフとポリエチレンフォームを組み合わせた床になります。 クッション性も良く消臭せいもあり、ポリエチレンフォームの断熱性もある畳床です。 ご要望に応じてご提案させていただきます。

◆畳の下は木が張っているだけ

畳を上げると、細長い板が並んで張っており、特に隙間を埋めてはないです。その下はほとんどが土（コンクリートになっている場合もあります。）です。

なので、下からの冷気がじかに上がってきます。

それを抑えるために、畳床を交換するときに防湿シートを引くことをお勧めします。